原タコ徳(はら タコのり) / 原くんマスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:40 UTC 版)
「臨機応変マン」の記事における「原タコ徳(はら タコのり) / 原くんマスク」の解説
通称「原くん」。りんきの助手。小学生だが学校に通っていない。7年前、臨機応変事務所の前に捨てられていた赤ん坊で、7年の間カップ麺だけでりんきが育てた。その時添えられていた手紙には「この子の名前は原くんです」とだけ書かれており、りんきは原くんの両親と会うまで下の名前を知らなかった。常にグンゼのシャツ(胸に「GUNZE」と書かれている)と南海ホークスの野球帽を身に着けており、帽子の下の髪型は不明で、本人は秘密にしているらしく帽子を脱がされそうになった際は「覆面レスラーの覆面を脱がすのと同じ」と言っている。切手集めが趣味だが6枚しか集まっていない。実は7年前生まれたばかりの頃に何者かに誘拐された大会社社長夫婦の子供で、両親は原くんを取り戻すため多額の身代金を払ったが取り戻す事は叶わなかったという。りんきの親探しによって7年越しの親子再会は実現したが、結局原くんは自分の意志で臨機応変事務所で暮らす事を選んでいる。イトーヨーカドーの紙袋で作ったマスク(このマスクはただ袋をかぶるだけではヨーカドーマークが上下逆になってしまうので、わざわざ袋の底を切り取り上辺を貼り合わせて製作している)と新聞紙のマントを身につける事で原くんマスクに変身する。ただしあくまで子供のヒーローごっこレベルであり、中身は普通の小学生で特記すべき能力は何もない。とはいえぶりっ子星人戦やモグちゃん戦など、機転や助言で幾度となくりんきのピンチを救う働きもしている。原くんマスクは正体を隠しているつもりだが、誰にもバレている(作中でりんきが「ずっと前から知ってた」と発言している。ただりんきは知っていた上で敢えて触れないようにしている模様)。事務所が貧乏なため普通の子供が楽しむ娯楽に飢えており、りんきにおねだりをして却下されては「やだーい、やだーい」と「だだっ子攻撃」を行うのがいつものパターン(根負けしたりんきが原くんを連れて出掛けた所で、事件に出くわすことも多い)。
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