卿・大夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 09:27 UTC 版)
管仲 - 斉の政治家。桓公に仕え、覇者に押し上げた。 鮑叔 - 桓公に管仲を推薦した。人々は桓公を覇者に押し上げた管仲よりも、管仲の力量を見抜き信頼し続けた鮑叔を称えた。 公子開方 - 「三貴」の1人で、桓公が晩年重用した。後の衛文公。 崔杼 - 恵公・霊公・荘公・景公の時代にわたって専権を揮い、荘公を私的な恨みから殺した。 晏弱 - 頃公の時代、晋が主催した断道の会にて拘留されたが、後に帰還した。斉の霊公に東方の萊の攻略を命じられ、紀元前567年にこれを果たした。 晏嬰 - 霊公、荘公光、景公の3代に仕え、上を憚ることなく諫言を行った。名宰相として評価が高い。 陳完 - 陳の亡命公子。桓公は陳完の人物に着目し、卿の座を与えようとしたが、陳完は亡命者としての立場からこれを固辞する。桓公はその恭謙さに感心し、陳完を百工(職人)を統率する工正の官に任命する。 陳無宇 - 霊公、荘公光、景公の3代に仕える。 田恒 - 斉の大夫で、田氏の宗主。斉の悼公が殺害され、簡公が立てられると、田恒は闞止(中国語版)とともに左右の相となった。簡公を殺害させ、簡公の弟の姜驁(平公)を立てて斉公として即位させた。田恒は斉の相となった。 田襄子 - 田恒が死去すると、斉の宰相となり、斉の宣公に仕えた。田盤はその兄弟や一族をことごとく斉の都邑大夫とした。趙・魏・韓と使者を通交させ、斉の外交関係を安定させた。
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