アムラたまごのき (卵の木)


●インドから熱帯アジアに分布しています。「タマゴノキ(S. cytherea)」に似ていて、高さは18メートルほどになります。葉は奇数羽状複葉で、暗緑色です。円錐花序をだして、緑白色の花を咲かせます。果実は卵形で、褐色に熟します。酸味が強く、生食や料理に利用されたりします。ただ和名にある「アムラ」については、説明が見あたりません。推測するに、インドの「アーユルヴェーダ」にある「アムラ(酸味)」の意味か、サンスクリット語で「マンゴー」を意味する「アムラ(アームラ)」あたりでしょうか。ちなみにタイの首都、バンコクの名前は「マコーク(kok)」の茂る「水辺の集落(Bang)」に由来するそうです。
●ウルシ科スポンディアス属の常緑高木で、学名は Spondias pinnata。英名は Common hog plum, Indian mombin, Wild mango。
たまごのき (卵の木)



●マレー半島が原産です。高さは20メートルほどになります。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は披針形をしています。7月から8月ごろ、大きな円錐花序に白い花を咲かせます。果実は卵形から倒卵形で、1月から4月ごろ黄色に熟します。繊維状の果肉があり、食用にされます。
●ウルシ科スポンディアス属の落葉高木で、学名は Spondias cytherea(syn. S. dulcis)。英名は Golden apple, Hog plum, Ambarella。
キャニモモ (卵の木)
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