博物展示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 22:21 UTC 版)
足立区立郷土博物館には往時の千住火力発電所について記した大型パネルと発電所の模型(200分の1)が常設展示されており、模型は現時点ではもっとも詳細なものである。同発電所に勤務していた元東京電力社員の姫野和映の監修を受け、東京電力の電気の史料館の資料協力などを得て2009年に制作された。模型は見る位置によって煙突の本数が変わる様子が擬似体験できる。また、東京都台東区西浅草のテプコ浅草館でも、東京浅草下町ストーリーという展示物の一つとして、お化け煙突の模型(200分の1)と映像・写真があったが、東日本大震災の影響で2011年5月閉館された。 煙突の一部は2005年(平成17年)3月31日まで存在していた足立区立元宿小学校で滑り台に使用されていた。この滑り台は発電所の煙突を幅3メートルほどに輪切りしたものを、さらにUに半分にカットしたもので、太鼓橋状に2個の滑り台が設置されていた。 この滑り台は、旧元宿小学校が統合・閉鎖された後は、帝京科学大学千住キャンパスの敷地内に、滑り台とするためにカットされた部分をコンクリートにより再現したモニュメントとして保存されている。
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