南房総市実証運行快速バス【うらら】
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「館山日東バス」の記事における「南房総市実証運行快速バス【うらら】」の解説
南房総市の委託を受けて運行していた路線であった。 この路線は国土交通省が2008年度(平成20年度)に新設した『地域公共交通活性化・再生総合事業計画』に基づいて実証運行されていた。運行にあたっては、同市の法定委員会がこの計画に応募し、のちに国土交通省から認定を受けてコミュニティバスの運行が実現した。しかし、2011年(平成23年)実績で、利用客は年間で8751人、1日あたり24人にとどまったことから、2012年度(平成24年度)をもって実証運行を終了した。 高速バス(房総なのはな号など)やJR内房線との連絡が悪かった旧三芳村・旧丸山町・旧和田町と、富浦駅・とみうら枇杷倶楽部などを県道296号線を介し直結する形で快速運行していた。 2009年(平成21年)1月15日からは利用客の要望により、那古小前(館山市) - 和田福祉センター間の自由乗降が可能となった(ただし富浦駅 - とみうら枇杷倶楽部間は停留所以外は停車しない)。また、一部の停留所では既存の路線バス(市内線・丸線・平群線など)に乗り換え可能であった。 《平日》 富浦駅 - 市役所 - とみうら枇杷倶楽部 ( - 那古小前) - 三芳病院前 - 三芳支所前 - 道の駅鄙の里 - 市場 - 丸山支所前 - 南三原駅 - 和田福祉センター 《土曜・休日》 富浦駅 - 市役所 - とみうら枇杷倶楽部 ( - 那古小前) - 三芳病院前 - 三芳支所前 - 道の駅鄙の里 - 市場 - 丸山支所前 - ローズマリー公園 - 南三原駅 - 安房拓心高校前 - 和田福祉センター2008年(平成20年)10月1日 - 8往復にて運行を開始する。 2009年(平成21年)1月15日 - 「南房総道楽園」停留所を新設する(しかし、2010年4月時点で廃止されている )。併せて、一部区間の自由乗降を開始する。 2009年(平成21年)4月1日 - 6往復に減便する。併せて、安房拓心高校への通学利用を考慮、時刻修正を実施する。 2010年 (平成22年)3月25日 - 運行経路等の見直しを実施する。併せて、休日のみ5往復に減便する。 2013年 (平成25年)4月1日 - 実証運行を終了。
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