南房総地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:58 UTC 版)
南房総(房総半島南部)は特に温暖な気候であり、県花である菜の花やポピーの栽培が行われている。漁業も盛んで、勝浦漁港は国内有数の鰹の水揚げ港であり、いすみ市の大原漁港は日本一のイセエビの水揚げ漁港である。多くの面積が房総丘陵を代表とした低山の森林地帯であり、構成する地域の半島南部は南総と呼ばれている。この地域は江戸時代後期ごろから房州石と呼ばれる石材が山から切り出されるなどして発展してきており、周辺には房州石で作られた家屋や塀が今も残っている。また、金谷美術館において房州石で本館が建てられるなど、長年地域に密着して使用された石材であることがわかる。
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