北海道胆振東部地震の影響によるプロ野球公式戦の中止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:29 UTC 版)
「札幌ドーム」の記事における「北海道胆振東部地震の影響によるプロ野球公式戦の中止」の解説
2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の影響で9月11日・12日に予定していた日本ハム対ロッテ戦が中止となった(この2日間の振替試合は10月10日・11日に行われた)。札幌ドームでのプロ野球の試合が中止もしくは延期になったのは、過去に2004年のプロ野球再編問題で日本ハム対近鉄戦がストライキにより中止になったのと、2011年に発生した東日本大震災の影響により開幕自体が延期されたのがあるが、公式戦が行われている期間中に地震の影響で中止になったのはこれが初めてである。9月14日から17日までの日本ハム対オリックスの4連戦は予定通り開催された。 地震による苫東厚真発電所停止中の影響により14日は「20%節電目標」への協力として照明類の一部を消灯・減光したり、オーロラビジョンはライト側の大型ビジョンとバックネット側の小型ビジョンを使ってレフト側の大型ビジョンを未使用とする等の節電対策が行われた他、犠牲者の追悼に伴い一部イベントが中止になり、オーロラビジョンの一部演出を自粛すると共に「ファイターズから皆様へ」と題するビデオの放映が行われた(17日まで継続)。20%節電目標の達成・終了後も15日から17日までは自粛していた一部イベントを再開、オーロラビジョンは引き続き節電の為ライト側とバックネット側2面だけを使用。一部演出は節電によりライト側で再開されるまでに留まる。 9月19日に苫東厚真発電所の1号機が復旧、運転を再開。これに伴い翌20日に開催された日本ハム対ソフトバンク戦から減光中だった照明が通常の明るさに戻り、オーロラビジョンはレフト側大型ビジョンの使用再開に伴い3面ビジョン再開。14日から換算して僅か7日後の出来事である。
※この「北海道胆振東部地震の影響によるプロ野球公式戦の中止」の解説は、「札幌ドーム」の解説の一部です。
「北海道胆振東部地震の影響によるプロ野球公式戦の中止」を含む「札幌ドーム」の記事については、「札幌ドーム」の概要を参照ください。
- 北海道胆振東部地震の影響によるプロ野球公式戦の中止のページへのリンク