北海道の集治監とは? わかりやすく解説

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北海道の集治監

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 08:07 UTC 版)

集治監」の記事における「北海道の集治監」の解説

北海道では、ロシア南下政策対抗するため開拓急務とされており、人口比で他の地域上の刑事施設作られている。戸(月形町)、空知三笠市)、釧路標茶町)など、北海道内要所要所作られ受刑者開拓のための労働従事した戸や網走では道路建設が、空知釧路では炭鉱硫黄鉱山アトサヌプリなど)の労働などに動員された。樺戸集治監及び空知集治監受刑者による上川道路現在の国道12号建設名高い当初受刑者には、1877年明治10年)の西南戦争などで捕縛され不平士族1884年明治17年)に発生した加波山事件秩父事件などに参画して逮捕された者など、思想犯的な傾向を持つ収容者多かった北海道多く集治監作られ背景は、出所後も現地に留まらせ、当時少なかった人口の増加につなげる思いもあったと伝えられるが、実際過酷な労働原因多くの者が命を落としたり、出所後は早々に故郷逃げ帰る者が多く人口の増加貢献をすることは無かった一般に日本2番目の近代水道函館市とされているが、空知集治監囚人の手よるもの2番ではないかとの説がある。亀田川#水道水水源としての節も参照

※この「北海道の集治監」の解説は、「集治監」の解説の一部です。
「北海道の集治監」を含む「集治監」の記事については、「集治監」の概要を参照ください。

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