北海道の緊急事態宣言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 22:53 UTC 版)
2月27日までに、札幌だけではなく、北海道各地で感染源としてのクラスターへのリンクのわからない孤発例が非常に広範に報告された。札幌都市圏に大きなクラスターかその連鎖が存在すると考えられたため、押谷や政府の専門家会議の鈴木基と深刻な状況の可能性があると議論し、2月28日に鈴木直道北海道知事に提言し、知事の判断で「新型コロナウイルス緊急事態宣言」が発表された。 宣言が終了した3月19日、政府の専門家会議の記者会見に参加した西浦は「北海道民の皆様にはその行動を自粛して頂いて不便をおかけして大変申し訳なかったと思っていますが、地域の医療現場だったりあるいは地域保健の皆さんが寝ずに努力していただいたことの賜物で北海道モデルといえるものが成功したものと感謝しています。もちろんまだ札幌を中心として二次感染の伝播のチェーンが切れてる状態にありませんから、一切予断を許さない状況であるのですけども、緊急事態宣言を発出後には実効再生産数は明確に減少したということが見てとれました」と述べた。
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