北海道への帰還(22巻 ー 27巻)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:38 UTC 版)
「ゴールデンカムイ」の記事における「北海道への帰還(22巻 ー 27巻)」の解説
杉元・アシㇼパ・白石は鶴見中尉の追跡を躱し、ヴァシリにも助けられて樺太を脱出。北海道に帰り着き、刺青の囚人探しを再開する。また金塊の在処の手がかりを知る刺青囚人のひとり海賊 房太郎と協力関係となる。 札幌で娼婦連続殺人事件と子供の誘拐事件が起こり、それぞれ犯人が刺青の囚人と思われた。残り3人分となった囚人を確保するため、全勢力が札幌に集結。杉元達は土方と再会を果たし、再び結託することとなる。娼婦連続殺人事件の犯行現場となった札幌麦酒工場にて第七師団も交えた戦闘となり、鶴見中尉によってアシㇼパが確保されてしまう。 鶴見中尉はアシㇼパに金塊の秘密を明かす。昔、砂金を集めたアイヌたちは幕府と戦うためロシアから武器を購入しようとしたが頓挫。樺太から北海道に渡ったアシㇼパの父・ウイルクはアイヌの村に潜伏し、アイヌの同士を集めて金塊を入手。独立国家を作ろうと目論むが、鶴見中尉の策略により仲間割れとなり同士は殺しあいになる。一人生き残ったウイルクは自分で顔の皮を剥がし、「のっぺら坊」となって網走監獄で暗号の刺青を彫り続けていたのだった。鶴見中尉は黄金に宿るゴールデンカムイは厄災をもたらし、これからも人を殺し続けるだろうと脅す。動揺したアシㇼパは暗号解読の鍵となる父のアイヌ名を口にする。
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