北浜レトロビルヂングとは? わかりやすく解説

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北浜レトロビルヂング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 01:34 UTC 版)

北浜レトロビルヂング
情報
旧名称 桂隆産業ビル
用途 喫茶店
旧用途 集会所『株友会倶楽部』[1]
商社の社屋
設計者 大林組[1]
施工 大林組[1]
構造形式 煉瓦造
建築面積 56 m²
階数 地上2階、地下1階
竣工 1912年(明治45年)
所在地 大阪府大阪市中央区北浜1丁目1-26
座標 北緯34度41分30.3秒 東経135度30分26.9秒 / 北緯34.691750度 東経135.507472度 / 34.691750; 135.507472 (北浜レトロビルヂング)座標: 北緯34度41分30.3秒 東経135度30分26.9秒 / 北緯34.691750度 東経135.507472度 / 34.691750; 135.507472 (北浜レトロビルヂング)
文化財 国の登録有形文化財
指定・登録等日 1997年(平成9年)12月12日登録
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北浜レトロビルヂング(きたはまレトロビルヂング)は大阪府大阪市中央区にある歴史的建造物登録有形文化財

歴史

1912年明治45年)に株の仲買業を営む企業の社屋として建てられた。戦後、建材商社「桂隆産業」[注釈 1]の本社ビルとして使用された後、1997年平成9年)に現オーナーが建物を購入し、英国紅茶とスイーツの店として再生した[2]

建築

地上2階地下1階建、煉瓦造。正面開口部は花崗岩の切石を用いて縁取り、玄関廻りは4本の変形アーチ形の柱で受ける。2階は大きく開いた意匠となっている。英国式を基調とし、外装には薄く焼いた褐色の煉瓦を用いた[3]。1997年12月12日、登録有形文化財となった[4]。また、生きた建築ミュージアム・大阪セレクションに選定された。

交通アクセス

周辺情報

脚注

注釈

  1. ^ 1994年倒産。

出典

  1. ^ a b c 北浜レトロの歴史
  2. ^ 橋爪紳也、高岡伸一、三木学『大大阪モダン建築』(新装版)青幻舎、2016年6月、42-43頁。ISBN 978-4-86152-561-2 
  3. ^ 髙岡伸一、倉方俊輔、嘉名光市『生きた建築大阪』140B、2015年、62-63頁。 ISBN 978-4-903993-22-5 (共著であるが、本建物の項は倉方による執筆。)
  4. ^ 北浜レトロビルヂング(旧桂隆産業ビル) - 文化遺産オンライン文化庁

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