北川咲弥 編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 19:37 UTC 版)
「DT Lords of Genomes」の記事における「北川咲弥 編」の解説
1週間しか生きられないゾーイは魔法のバナナを食べることによって次の自分を合成し、短い命をつないでいた。1週間以上生存するための方法を知る科学者クロード・メランベルジュの元へ飛行機で向っていたゾーイたちは、DT破壊ユニットにより松尾大祐を残し全滅する。見回りにきたDTマスター・ルチアを退けた大祐は生存者がいないか確かめていると、バナナをなくしてしまったというゾーイのプリンセス・北川咲弥を発見する。 飛行機のパイロットの携帯電話から、安全な場所にメランベルジュを移すという連絡が入り、大祐たちは電話相手と落ち合うこととなった。待ち合わせ場所で待っていたのは、カエルのような頭部をしたガンマ岡路だった。大祐たちは岡路を退け、彼の乗ってきたトラックの荷台を確認すると、そこにはゴリラがいた。ゴリラは人間として死亡した後脳を移植されたメランベルジュであると自己紹介し、ゾーイはバナナを食べると血中成分が変化し1週間で脳梗塞を起こす、つまりバナナを食べなければゾーイは死なないということを明かす。 ゾーイたちはDTマスター・ウェルチに騙されていたのである。ウェルチは一昨年死亡したが意識は7本のバナナに記録され、全てのバナナを揃えた時復活する。そうして自分の意識が再生産され続けるよう嘘を張り巡らせたのだった。この話をゾーイたちにするため、大祐たちはゾーイの集合場所へ向かう。 到着すると「本物」の北川咲弥が姿を見せる。大祐が連れてきたのはDTマスター・堀尾美菜子が化けた偽物だったのである。ゾーイの集合場所を調べるという任務を終えた美菜子はメランベルジュを連れて逃げようとするが大祐に阻まれる。大祐を倒した美菜子はメランベルジュの無事を確認し、咲弥とメランベルジュの接触でバナナが全て揃い、ウェルチが復活するであろうことを危惧する。美菜子はDTで岡路を合成しトラックの運転をさせる。出発の際の悶着で荷台に咲弥が侵入し、バナナを揃え終えるところだったが寸前で美菜子が阻止する。しかし咲弥はメランベルジュにバナナのデータを輸血し、ウェルチは復活する。ウェルチによりトラックは川に落ち、美菜子も着水した。ウェルチを倒したところに岡路がゴリラの餌用バナナの入ったダンボール箱とともに流れてきた。当分バナナを見たくないと言う美菜子は、箱を川の流れに任せた。
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