北の鈴【キタノスズ】(草花類)
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登録番号 | 第14606号 |
登録年月日 | 2006年 12月 14日 | |
農林水産植物の種類 | われもこう | |
登録品種の名称及びその読み | 北の鈴 よみ:キタノスズ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮川勇 | |
品種登録者の住所 | 北海道亀田郡大野町字清水川97番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮川勇 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、道南地方の在来種及び市販品種の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、草丈は低、花序の形は平、花穂の形は長楕円形、色は紅の切花向きの品種である。草型は中間、草丈は低、茎の太さはかなり細、色は中、毛の有無は有、多少は中、節間長はかなり短、分枝数は少、一次分枝の発生角度は鋭、二次分枝数は少、葉の長さはかなり短、幅は狭、最大幅の位置は中部、表面の色は濃緑、裏面の色は淡緑、葉柄の長さは極短、たく葉の有無は有、小葉の長さはやや短、幅は広、最大幅の位置は中間部、基部の形は心型、数はやや少、小葉柄の長さはやや短、鋸歯の形は鈍、数は少、先端の色は紫褐である。花序の形は平、長さは短、花穂の形は長楕円形、長さはやや長、幅は中、数はかなり少、色は紅、がくの形はたて長型、先端部の色は紫褐、中肋の色は緑褐、縁部の色は紅褐、花柄の長さは長、雄ずいの数は4、花の香りの有無は有である。萌芽期及び抽たいの時期はやや晩、開花期は晩の早、耐寒性は強、耐暑性は中である。道南系在来種と比較して、草丈が低いこと、花序の形が平であること、花穂が長楕円形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年から育成者のほ場(北海道亀田郡大野町)において、道南地方在来及び市販のわれもこうを収集し、6年にそれらの混植ほ場において自然交雑で得られた実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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