加入率の低下とは? わかりやすく解説

加入率の低下

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 15:03 UTC 版)

町内会」の記事における「加入率の低下」の解説

町内会等に加入参加する世帯減少していることが指摘されている。例え1968年内閣府が行った「住民自治組織に関する世論調査」では、町内会等への加入率は市部で88.7%、町村部では90.5%であったが、およそ半世紀後の2010年の「国民生活選好度調査」では、全体で73.0%まで低下してる。 結社の自由憲法国際法により保障されている為、新たに住民となったが町内会等に加入しないことは珍しくないが、役所・役場や町内会役員組織率の低下を防ぐため、マンション分譲の際の条件として町内会等への加入契約謳っているケース見られる。もっとも加入はしているが行事には参加せず町内会費納入するだけの関係になっているケースもある(稀に加入していても町内会費滞納未払い)するケース存在する)。町内会活動単位家族想定しており、単身者生活環境考慮していないスケジュールのため単身者加入しない、または加入して活動参加できない場合が多い。また、会員住民同士交流促進するためさまざまな行事を行うところもある。住民高齢化等により行わなくなるケースもあるし、いままでになかった新たな行事企画されるケースもある(花火大会神社大祭祭り盆踊り運動会など)。 都市部アパートマンションでは、未加入の者が多い(マンション管理組合マンション自治会同一団体ではない)。特に賃貸物件では転入転出頻繁頻繁だったり、自宅留守がち単身者共働き夫婦多かったりして、地域との繋がりが薄いことによる家族居住している場合加入勧誘する応じ場合が多いが、単身者等の場合不在がちな世帯が多いため、加入勧誘を断る者が少なくなく、加入率は低くなっている。集合住宅町内会等の加入率はかつては高く、現在でも全世帯加入する集合住宅もあるが、単身者共働き世帯が多いところでは加入率が半分以下のところもある[要出典]。

※この「加入率の低下」の解説は、「町内会」の解説の一部です。
「加入率の低下」を含む「町内会」の記事については、「町内会」の概要を参照ください。

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