制憲憲法とは? わかりやすく解説

制憲憲法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 07:36 UTC 版)

大韓民国憲法」の記事における「制憲憲法」の解説

大韓民国憲法制定は、1948年5月10日総選挙後同年6月1日第一回国会で設置された「憲法起草委員会」が憲法草案国会提案する形式進められた。これにより成立した憲法のことを韓国では制憲憲法と呼称している。当初原案では、国会二院制議院内閣制責任内閣制)、大法院最高裁判所)による違憲立法審査主な内容として盛り込まれていた。しかし、国会議長であった李承晩圧力によって成立した憲法主な内容は、国会一院制大統領制憲法委員会による違憲立法審査統制計画経済などへと大きく修正された。この憲法により、大統領任期4年とされ、国会議員間接選挙によって李承晩選出された。もっとも、大統領国務総理選出国会同意が必要であり、制憲憲法下の大統領制度は大統領制議院内閣制要素加えた折衷型の権力制度となっていた。

※この「制憲憲法」の解説は、「大韓民国憲法」の解説の一部です。
「制憲憲法」を含む「大韓民国憲法」の記事については、「大韓民国憲法」の概要を参照ください。

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