制御車代用車、付随車代用車に関する特別措置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 05:53 UTC 版)
「国鉄旧形電車の車両形式」の記事における「制御車代用車、付随車代用車に関する特別措置」の解説
1939年(昭和14年)以来、電動車や制御車でありながら、主電動機や制御器を装備しないまま営業につく車が出現するようになり、戦後の63形に至っては、未電装車が大量に発生するようになった。また、在来車も戦中戦後の酷使により修繕ができないまま転用せざるを得ない車が多数に上ったため、1948年(昭和23年)4月、こうした車を運用上区別する必要から、電動車で主電動機のないものを「クモハ」、さらに主幹制御器のないものを「サモハ」、制御車で主幹制御器のないものを「サクハ」とし、「ク」「サ」は記号の左上に小さく表示することとされた。
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