初代(1991年-1996年)VCV10・VCV11
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「トヨタ・ウィンダム」の記事における「初代(1991年-1996年)VCV10・VCV11」の解説
1991年9月発売。前身はカムリ・プロミネント(V20系)。セプター(米国版カムリ)のプラットフォームをベースに作られたピラードハードトップ型で、車体の大きさは当時のクラウンとほぼ同じ。しかし、全高を抑えたピラードハードトップ型であり、またヘッドライトには4灯式のプロジェクターヘッドランプが採用されるなど、非常にスタイリッシュなプロポーションであった。エンジンは北米仕様であるレクサス・ESと同様の「3VZ-FE」型V型6気筒3.0L、グレードは当初「3.0」「3.0G」のみであった。駆動方式は前輪駆動のみで、カムリ・プロミネントとプラットフォームが共用であるにもかかわらず、プロミネントで設定のあった4WSは設定されなかった。 テレビCMでは一般的な芸能人のタイアップを廃し、アメリカ人の実業家、大学教授、国際線の機長、NBAのヘッドコーチ(フィル・ジャクソン)など、レクサスが想定する顧客層(高収入・高学歴のホワイトカラー)が北米仕様のES300に乗車する様子の最後に「レクサスES300=日本名ウィンダム」というナレーションを入れ「Are You WINDOM?」というシンプルなキャッチコピーで締めくくるなど、北米での高評価を意識した特徴的な構成だった。 1993年8月 - 一部改良で、カムリ・プロミネントV6 2.5Lを吸収する形で「4VZ-FE」型V6 2.5L(VCV11)の「2.5」が登場した。 1994年8月 - マイナーチェンジを実施、「2.5」グレードに装備を充実させた「2.5G」グレードの追加、ヘッドランプ・フォグランプ・テールランプ の意匠変更、またインテリアは、木目調パネル部分拡大や大型コンソールボックスの採用により内外装の質感が向上。3.0Lは新たにフレックスロックアップシステムを採用したECT-iEと組み合わされた。また、1995年には「2.5」グレードをベースとした「2.5レクスター」(LEXTER)という特別仕様車を設定した。 前期型 2.5 フロント 前期型 2.5 リア 後期型 3.0 リア
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