初の党大会
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2014年6月5日、イグレシアスは同年秋に「Asamblea Ciudadana "Sí se puede」という党大会(市民集会)を開催することを発表した。また、非公開名簿による公開選挙によって党首を選出するために、25人の人物からなるチームが党大会の準備に責任を負うこと、提示できうる名簿の数に制限がいないことなどを発表した。6月8日にはマドリードでポデモスの主体者による会合が開催され、党の政治的・組織的な原則を決定する文書の決議について議論がなされた。全党員が文書を提示することができるとされ、全党員が参加する投票によって採択される文書が決定される。その後、再び全党員が参加する内部選挙が行われ、この選挙によって文書で定義された役職が埋められることが決定した。党大会まで指導的地位に立つ人物を決めるため、6月12日と13日にはインターネット投票が行われた。ふたつの名簿が提示され、片方の名簿はイグレシアスが筆頭となり、もう片方は「シルクロ・デ・エンフェルメリーア」(看護師団体)が推進した。投票には55,000人が参加し、86.8%の得票を集めたイグレシアスが勝利した。 10月18日・19日にはマドリードで、ポデモス初の物理的な党大会(市民集会)が開催された。10月19日には党員数が130,000人となり、10月22日には170,000人となった。この党大会では全党員が5つの決議に投票することができ、ポデモス自身が提案した決議のうち、得票上位の5つ、公共教育の改善(45%)、腐敗防止対策(42%)、居住権(38%)、公的医療の改善(31%)、負債の監査と再構築(23%)が採択された。構造文書の投票では、ルイス・アレグレ、カロリーナ・ベスカンサ、イニゴ・エレホン、イグレシアス、モネデーロなどの「Claro que Podemos」によって提案された、倫理的・社会的・構造的な文書が80.7%の得票を得て、欧州議会議員のパブロ・エチェニケ、テレサ・ロドリゲス、ロラ・サンチェスなどによる「Sumando Podemos」(12.3%)を上回って承認された。
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