准胝観音の功徳とは? わかりやすく解説

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准胝観音の功徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 02:50 UTC 版)

准胝観音」の記事における「准胝観音の功徳」の解説

善無畏三蔵の訳による『七仏倶胝仏母心大准提陀羅尼法』(大正蔵№1078)には、「仏いわく、この准胝仏母真言印契密法によって、十悪罪五逆罪等の一切の重い罪を滅して、よく一切の善法を成就しさらには戒律具足し、清廉潔白の身となって速やかに心の清浄を得る。もし、在家行人がいて飲酒肉食を断つことなく、たとえ妻子があったとしても、ただ、この准胝仏母本尊とすることで、あらゆる仏法密法成就することができる」と説かれている。 地婆訶羅三藏の訳による『仏説七倶胝仏母心大准提陀羅尼経』(大正蔵№1077)には、「もし、在家善男善女らが『准胝真言』を唱え、これを日々に保つことがあれば、その人の家には災難事故病気等による苦しみ無くあらゆる行いには行き違い望み果たせないということ無くその人言葉は皆が信用して、よく聞いてくれるようになるまた、幸福に恵まれず才能にも恵まれない人があって、密教才覚もなく、僧侶修行である『三十七菩提分法』という釈迦の教え廻りあうことができない人がいたとしても、この准胝観音の『陀羅尼法』の伝授を受けることができたならば、速やかに無上覚りを得ることができる。更には、『准胝真言』を常に記憶にとどめ、よくこの真言唱えて善行となる戒律を守ることができればあらゆる願い成就する」と説かれている。 曹洞宗で「龍樹菩薩讃準提大明陀羅尼」としてよく唱えられ真言宗では、醍醐寺在家用勤行次第「準提観音念誦次第」にも取り上げられている『準提功徳頌』は龍樹菩薩の作とされる

※この「准胝観音の功徳」の解説は、「准胝観音」の解説の一部です。
「准胝観音の功徳」を含む「准胝観音」の記事については、「准胝観音」の概要を参照ください。

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