在家用とは? わかりやすく解説

在家用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 04:31 UTC 版)

過去帳」の記事における「在家用」の解説

在家場合多く折本形式用いられる。そのため「過去帖」とも書く。 在家では、その家に有縁故人記し仏壇中に見台乗せるもしくは平時引き出ししまっておき、月命日にのみ仏壇の中に入れ見台の上乗せる位牌法名軸にも同様の事が記載されるが、位牌は数が増える仏壇内に置ききれなくなる上、経年劣化により煤けたり文字が漆ごと剥げ落ちたりするなどして判読不能に陥る場合も多いため、ある程度年忌三十三回忌五十回忌など)を機に檀那寺住職過去帳写し移し)かえてもらい、位牌は寺に返す返すことが難し場合は、過去帳転写だけしてもらい、位牌老朽化する前に修復する過去帳永続的に残され続柄記しておけば、その家の系譜になる。 浄土真宗場合平時法名軸のみを仏壇内側側面掛け過去帳仏壇引き出し中に収めておく。真宗大谷派作法では、過去帳略式とされ、法名軸のみを仏壇内側側面掛けるのを正式な荘厳とする。 しかし、命日確認する際に便利であり、仏壇内の下段見台過去帳収めておくことも容認されている。また、仏壇小型法名軸掛けられない場合は、過去帳代用する

※この「在家用」の解説は、「過去帳」の解説の一部です。
「在家用」を含む「過去帳」の記事については、「過去帳」の概要を参照ください。

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