具体例と理由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 04:10 UTC 版)
ゲーム作品がクソゲーと呼ばれる理由はプレイヤーの事情や感性によって異なるため一概に断定することはできないが、基本的には「プレイヤーが投じた金銭や時間に、面白さがまったく見合わないビデオゲーム」がクソゲーであるとされる。 具体例としては「難しすぎて、やる気がなくなってしまうゲーム」「ゲームシナリオや設定が悪く、一貫性に欠ける」「安易なキャラクターゲーム」などが挙げられている。 ごく稀に、「完成度が極めて低い」ゲームソフトが市場に流通することがあり、これらは「最低なゲーム」であるとしてクソゲーと認定されることがある。一例としては、レースゲームでありながら敵の車が動かないという致命的なゲーム性の破綻など様々な欠陥を抱え、レビューサイトで評価が軒並み最低点を記録、または最低点をつけることさえ放棄された『Big Rigs』が挙げられる。2009年にジャレコが発売したWii用ソフト『黄金の絆』は、社長(当時)の加藤貴康が、開発スタッフの制作体制に端を発する完成度の低さに苦言を呈し「クソゲー」と評価した。 ギャグ要素の強いゲームでは、発売元が「クソゲー」を自称する例もある。 電気グルーヴがプロデュースしたPlayStationソフト『グルーヴ地獄V』およびその続編のPlayStation Portableソフト『バイトヘル2000』は、ジャンルを「クソゲー」と自称している。 ゲームボーイアドバンスソフト『絶体絶命でんぢゃらすじーさん 〜史上最強の土下座〜』は雑誌広告などで、おかしなシナリオやプレイスタイル(決定キーがRボタン〈大抵の作品はAボタンが決定キーとして用いられるため〉、物語の目的を無視したクリアが可能など)から「クソゲー」を自称している。
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