共和国軍帰還
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 10:04 UTC 版)
鉄竜騎兵団の中央大陸制覇によりヘリック共和国は事実上消滅、ネオゼネバス帝国が中央大陸の新たな統治国家となり、そして同部隊の司令官だったヴォルフ・ムーロアが帝国の新皇帝に即位した。ヴォルフはヘリック共和国の軍部と議会の解体のみを行い、一般民衆に対しては必要以上の圧力は掛けなかった。さらにヴォルフがかつて中央大陸を統一した英雄ヘリック・ムーロアI世の子孫と言う事実が「ヘリックI世の直系こそ中央大陸の統治者に相応しい」と考える者達からの支持につながり、しかも現在ではヘリック共和国とガイロス帝国が同盟を結んでいるにも関わらず、いまだに中央大陸の人々はガイロス帝国の存在を恐れて国防をネオゼネバス帝国に依存している状況が、ネオゼネバスの支配を円滑なものにしていた。 ヴァルハラでの戦いから1ヵ月後、ようやく残存戦力の再編が終わった共和国軍は中央大陸へ帰還する。しかし、中央大陸はZAC2105年になるとネオゼネバス帝国の実効支配が強固なものとなり、ヘリック共和国残存軍は30以下の拠点で少数でのゲリラ戦による作戦展開を強いられる事となる。この時期、共和国は西方大陸に遷都し、同大陸が共和国軍の事実上の拠点として機能し、中央大陸残留部隊への物資補給の要としてその役割を担っていた。ZAC2102年~2105年までの3年間、共和国軍と帝国軍の小規模ながら激しい攻防戦が繰り返されるが、遂に共和国軍は大統領が残したデータから最新型巨大ゾイドのゴジュラスギガを完成させ、その圧倒的性能を持って大規模な反攻作戦を実施。帝国軍のクック要塞を奪取し、ここに残存勢力を集結させさらなる反撃の機会を待つ事にした。
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