公用語としての地位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/04 23:14 UTC 版)
「ニュージーランド手話」の記事における「公用語としての地位」の解説
NZSLは、2006年4月11日に英語とマオリ語に次いで、ニュージーランドで3番目の公用語となった。これを承認するための議会法案は、2006年4月6日に第三読会を通過した。2004年6月22日の第一読会では、すべての政党の支持を得た。それは司法選挙委員会に付託され、2005年7月18日に下院に報告された。第二読会は、政府がNZSLに資金を提供しなかったため、ACT党だけが反対して、2006年2月23日に119対2で可決され、2006年4月6日に同じ票差で第三読会を通過した。この法案は2006年4月10日に国王の裁可(英語版)を得て、翌日に成立した。 NZSLを有効な教授言語として使用することは、政府、聴覚障害者の教師の協会、そして多くの親たちによって常に受け入れられてきたわけではない。しかし、言語としての妥当性に関する多くの研究と、聴覚障害を持つ成人、聴覚障害児の親(聴覚と聴覚障害の両方)、および教育活動家による多くのアドボカシーを考慮して、NZSLは1994年以来、英語と並んで、公立学校(ケルストン聴覚障害教育センターおよびヴァン・アッシュ聴覚障害教育センターを含む)で使われるバイリンガル/バイカルチュラル方式の一部になっている。ヴィクトリア大学ウェリントン校はニュージーランド手話に関するコースを持っているが、まだ主なプログラムを開発していない。AUTはNZSLの通訳のための学士課程を持っている[要説明]。
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