公用語ではないが、ドイツ語が使用されている地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 22:52 UTC 版)
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イタリア:トレンティーノ=アルト・アディジェ州(南チロル)地方(旧 オーストリア帝国領)州の公用語 トレンティーノ=アルト・アディジェ州はかつてオーストリア帝国領であり、なかでも北部のアルト・アディジェ(ボルツァーノ自治県)はかつて南チロルと呼ばれたようにドイツ語圏であるチロルの一部分となっていた関係上ドイツ語話者が多数を占め、ドイツ語もイタリア語と並び公用語となっている。 アルザス地域圏(アルザス語)(ドイツ語では、Elsass エルザス) ロレーヌ地域圏のモゼル県( フランス:約120万人) この両地域はドイツ系のアルザス人が人口の大部分を占め、アルザス=ロレーヌとして長くドイツ・フランス両国の係争地となっていた地域である。 デンマーク:ユトランド半島最南部の一部地域 かつて ハプスブルク帝国(オーストリア大公国)や プロイセン王国の支配下にあった中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ一帯 クロアチア スロバキア スロベニア チェコ ハンガリー(約13万人) ポーランド(約15万人) ルーマニア(約6万人) セルビア:ヴォイヴォディナ自治州 ブラジル アルゼンチン カザフスタン(ヴォルガ・ドイツ人約18万人) カメルーン(旧ドイツ植民地、約23万人) トーゴ(旧ドイツ植民地、約10万人) ナミビア(旧ドイツ植民地、約3万人 及びナミビアの中等・高等教育を受けている国民) ナミビアは第一次世界大戦まではドイツ領南西アフリカとしてドイツの植民地となっており、第一次大戦後南アフリカの委任統治領となっても、ドイツ人入植者は首都ウィントフックを中心にドイツ語のコミュニティを保ち、現地の白人社会においてはアフリカーンス語と並び有力言語となっていた。ナミビア独立後ドイツ語の地位は低下したが、なおも入植者の子孫らによってドイツ語は話されている。またドイツ系以外の国民も商業語としてドイツ語を学んでいる。 パラグアイ(約16万人) アメリカ合衆国の中西部や、同国ペンシルベニア州などに話者集団がいる。 カナダ(約44万人) トルコ
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