公用語、共通語、民族語とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 公用語、共通語、民族語の意味・解説 

公用語、共通語、民族語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:27 UTC 版)

言語」の記事における「公用語、共通語、民族語」の解説

公用語の一覧」も参照 国家における言語の構造は、公用語-共通語-民族語部族語、方言)の三層構造からなっている。もっとも、公用語共通語、また三層すべてが同じ言語である場合その分だけ層の数は減少する日本を例にとれば、各地方ではその地方方言使っている。つまり、同じ地方コミュニティ内で通用する言語使用している。これが他地方から来た人を相手にする場合となるといわゆる標準語使用することとなる。日本では他に有力な言語集団存在しないため、政府関係文書にも日本標準語がそのまま使用される。つまり、共通語公用語同一であるため、公用語-方言二層構造となっている。 公用語共通語分離していない国家も多いが、アフリカ大陸諸国においてはこの三層構造明確にあらわれている。これらの国においては政府関係公用語旧宗主国言語使用されている。学校教育もこの言語行われるが、民族語かけ離れた存在であることもあり国民の中で使用できる層はさほど多くない。この穴を埋めるために、各地域においては共通語話されている。首都がある地域共通語強大化し、国の大部分を覆うようになることも珍しくない。しかし文法整備などの遅れや、国内他言語話者反対公用語使用能力エリート層の権力源泉となっているなどの事情によって、共通語公用語はされないことがほとんどである。その下に各民族民族語存在する

※この「公用語、共通語、民族語」の解説は、「言語」の解説の一部です。
「公用語、共通語、民族語」を含む「言語」の記事については、「言語」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「公用語、共通語、民族語」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「公用語、共通語、民族語」の関連用語

1
8% |||||

公用語、共通語、民族語のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



公用語、共通語、民族語のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの言語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS