中期フランス語へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 02:37 UTC 版)
中世後期になると、古フランス語という方言連続体はさまざまなオイル語へと分化していった。そうしたオイル語のうち、中期フランス語と呼ばれるのはイル=ド=フランスのオイル語である。中期フランス語は近世には南仏オック語圏を含むフランス王国全域で公用語としての地位を確立することになる。なお、各地の民衆生活に標準的な古典フランス語が入り込むのは17世紀から18世紀にかけてで、青色叢書(雑誌や貸本のはしり)が好評を博したことが特に大きい。
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