中期ビザンティン建築
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 19:57 UTC 版)
「ビザンティン建築」の記事における「中期ビザンティン建築」の解説
アラブ人の侵略によって国土を大幅に縮小した東ローマ帝国は、9世紀前半になってようやく安定を取り戻し、失われた領土の回復を進めていく。文化の面でも古代ギリシャ・ローマ文化の復興運動、すなわちマケドニア朝ルネサンスが興った。この帝国の建築活動が7世紀ごろまで変遷過程にあったこと、その後、内接十字型と呼ばれる独自の建築平面を獲得したことを考慮し、7世紀以降から9世紀にかけての東ローマ帝国の建築がビザンティン建築の始まりと考えることもできるとの指摘もある。
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