八角墳とは? わかりやすく解説

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はっかく‐ふん【八角墳】

読み方:はっかくふん

平面形が八角形古墳奈良県明日香村檜隈大内陵(ひのくまおおうちみささぎ)など。


八角墳

読み方:ハッカクフン(hakkakufun)

噴丘の平面八角形呈する古墳


八角墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:02 UTC 版)

八角墳(はっかくふん)は古墳時代の終末期(7世紀半ば)に造られた正八角形古墳京都市御廟野古墳(現・天智天皇陵)や奈良県高市郡明日香村野口王墓古墳(現・天武持統合葬陵)などが有名。


注釈

  1. ^ 1974年昭和49年)事前調査で八角墳であることが分かった。この古墳は1697年元禄10年)の奈良奉行与力の見聞録に「塚形丸く根回り三十五間あり、頂上東の方へ掘り崩した跡のように窪みがあり、その中に四尺に三尺の石がある」と記録されている。
  2. ^ 周濠のなかに墳丘の隅角の陵が見える程度で、外護列石などがなく、不安定な八角形で八角円墳では。基本的には円墳ではないかと推測される。直径18メートル。
  3. ^ 墳丘裾の外護列石が八角形をしている。対角長の長さ13メートル。幅8.2メートル、奥行き4.2メートルの方形土壇が付いている。確実に八角形かどうかはなお検討の余地がある。
  4. ^ 墳丘裾に列石があり、前面は直線であるが、後背面が曲線であるので、多少疑問が残る。
  5. ^ 二段築造、下段は長辺が9メートル、短辺が約6.3メートルの八角形墳で、上段の墳丘は円形である。対角長東西18.5メートル、南北21メートルで長八角墳といえるかも知れない。7世紀後半の築造。
  6. ^ 径20メートル、一辺6.4メートルの正八角形。塔心礎とするものもその構造からは火葬の蔵骨器を入れる外容器と考えられる。時代は7世紀末から8世紀初め頃。地方における数少ない正八角形墳。

出典



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