八衢家(やちまたけ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:01 UTC 版)
「もののがたり」の記事における「八衢家(やちまたけ)」の解説
八衢 黒檀(やちまた こくたん) 御三家のひとつである東京の八衢家の代表。八衢側が婚礼調度をぼたんから引き離し、その際に部下・雅楽寮による兵馬らへの襲撃の発生という、一連の疑惑の渦中にいる人物で岐側から不信感を抱かれている。疑惑については知らないと一蹴し、部下の管理不備は棚に上げ、現人神や藁座廻の出現は自身の功績で賞賛すべしと言い放つ傲岸不遜な性格。好戦的であり敵意を向けた者には会合中であろうと攻撃の命を下す。白百合により婚礼調度排除の黒幕と暴かれた。自らの意志で唐傘に味方している。 唐傘の一人に自らの体を食わせているため最早人間ではなく、正体を見せた際は唐傘特有の眼の他、辻の引手を受けて消滅した左腕が再生した。歴代の八衢家の当主の引手を用いて戦う。 八衢 菫(やちまた すみれ) 右眼が隻眼の少女。黒檀の娘にして八衢家の次期当主。正義感が強いが融通の利かない面もある。ぼたんの護衛を務める傍ら、秘密裏に屋敷を調査し岐式の符を発見した際、何者(後に黒檀と判明)かの襲撃を受け意識不明に陥る。現在は入院中。 八衢 紅緋(やちまた べにひ) 黒檀の妻である誅罰執行者筆頭。黒檀よりも背が高く筋骨隆々な女性。体格のある薙を片手で持ち上げ彼の左腕を潰しかけた。御三家の会合で黒檀の護衛を務めた。
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