八多ほまれ【ハタホマレ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9887号 |
登録年月日 | 2002年 3月 1日 | |
農林水産植物の種類 | ダリア | |
登録品種の名称及びその読み | 八多ほまれ よみ:ハタホマレ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 猪元平幸 | |
品種登録者の住所 | 兵庫県神戸市北区八多町附物808の3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 猪元平幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「調和」の変異株であり、花は鮮紫ピンク色のデコラティブ咲で小輪の切花向きの品種である。草型は直立性、草丈は一番花開花時で中である。塊根の形は丸、首の強さは中である。茎の太さは中、空洞の大きさは小、硬さは中、ろう質の有無は少、色は淡緑褐、節数は摘心で多である。葉の全形は1回羽状複葉、小葉の数は5~7出、小葉の形は楕円形、鋸歯の密度は中、葉縁の形は単鋸歯、先端の形は鋭尖、葉柄の翼の有無は有、托葉の有無は無、複葉の全長及び小葉の長さは中、葉柄の長さは短、葉色は緑、葉身の下垂の程度は中である。花の向きは上向き、花型はデコラティブ、大きさはS、露心の時期は露心しない、舌状花の重ねの程度は2~4列、数は61~100枚、形は平弁、先端の形は円形、長さは11~50mm、管状花の数は11~50枚、大きさは10mm未満、形は普通型、舌状花の色は外花弁の表面が鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9205)、単色か複色かは二色、外花弁の裏面は紫ピンク(同9203)、表面の色の分布は爪斑、開花時期による花色の変化は軽である。花茎の長さはやや長、太さは細、強さは強である。「調和」及び「榛原の華」と比較して、外花弁の表面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に育成者のほ場(兵庫県神戸市)において、「調和」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「八多ざくら」であった。 |
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