全集・文庫
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筑摩書房版「全集」の刊行一覧『定本 柳田國男集』(全31巻別巻5)は、没する寸前に刊行開始し短期間で完結(※別巻1・2巻は「朝日新聞論説集」、3巻は「故郷七十年、同増補」、4巻は「炭焼日記・書簡」、5巻は「総索引、書誌、年譜」)、新装版が1970年代半ばに刊行(函を軽くした)。 1978-81年に、資料編(全5巻、内容は基本文献の項目を参照)を加えた愛蔵版(装丁は新装版と同一)が刊行。1978-79年に、代表作を現行仮名遣いで読み易くした『新編 柳田国男集』(全12巻)を刊行した。 1989-91年に、ちくま文庫版『柳田国男全集』(全32巻、新字+現行仮名遣い)が刊行、反響を呼んだ。 1997年秋より、新たな『柳田國男全集』(新字+歴史的仮名遣い、全36巻+別巻2予定)を刊行開始され、十数年を経て、著作編はほぼ完結(2006年6月以降未刊だったが、2010年9月に第22巻、2014年3月に第34巻、2015年6月に第35巻が刊行)。第36巻(書簡集)、別巻(資料補遺・年譜・書誌+総索引)が編さん中(2019年3月に別巻1が刊) 文庫判の現行は、岩波文庫(一部改版)、ちくま文庫、講談社学術文庫に多く書目があり重版している。2013年(没後半世紀を経て著作権がなくなり)以降は、新版が角川ソフィア文庫で多く刊行。
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