入会について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 06:10 UTC 版)
「クレジットカード (日本)」の記事における「入会について」の解説
クレジットカードの申込を行った後に、審査が行われる。審査の基準は、クレジットカード等購入あっせん業者によって異なるが、申込者の属性(職業や年収、信用情報等)を基に、審査が行われる。 一般に、本人か配偶者に安定した継続収入があることが条件のため、無職(学生・老齢年金・障害年金受給者など除く)が審査に通るのは難しいといわれる。 従前はフリーター・派遣社員は定職ではないという考えから、その雇用形態や収入により審査否決または低額与信とする(被扶養者<配偶者の扶養のみ>は除く)ものが多かったが、近年の雇用形態の変化から、以前より緩和されている。しかし、出資法の改正による上限金利の引き下げによって、現在では再び審査が厳しくなっている。 また、クレジットカードの発行が難しいとされてきた在留外国人向けに、デポジット(保証金)を預けることでその金額内でカードを利用可能にするデポジット方式のクレジットカードをJトラストカードが発行している(ただし、入会審査は別途行われる)。なお、保証金は債務の返済に充てることはできない点で先払い方式のプリペイドカードとは異なる。 入会には、個人情報の提供が必要である。年金受給者は勤め先等の記入は必要ないが、勤労者はその社名や店名、所在地、電話番号、勤続年数、年収の記入がないと、審査ができないため原則として入会できない(場合によっては、勤務先に在籍確認の電話をする場合がある)。居住年数や持ち家かどうかなどもすべて与信のためである。また、暗証番号は希望の番号に設定できるが、入会者本人の生年月日、電話番号、住所番地などと同じ数字や、すべてが同じ数字であったり、連続する数字は判明してしまう可能性が高いため入会者を保護する理由から、使用しないように注意喚起されていたり、カード会社によっては指定自体ができない場合がある。これらの番号を指定した場合、カード会社において任意の番号を設定される。
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