伊自良川とは? わかりやすく解説

伊自良川

読み方:イジラガワ(ijiragawa)

所在 岐阜県

水系 木曾川水系

等級 1級


伊自良川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/20 09:13 UTC 版)

伊自良川
島大橋(岐阜市一日市場)より下流方向を望む
水系 一級水系 木曽川
種別 一級河川
延長 23.8 km
平均流量 8.36 m3/s
(古川橋観測所 2013年[1]
流域面積 44.2(支流含160.2) km2
水源 釜ヶ谷山(岐阜県山県市
水源の標高 696 m
河口・合流先 長良川(岐阜県岐阜市
流路 岐阜県山県市、同岐阜市
流域 岐阜県
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岐阜市周辺主要河川の位置関係図

伊自良川(いじらがわ)は、岐阜県山県市岐阜市を流れる木曽川水系一級河川長良川揖斐川を経て伊勢湾に至る木曽川の3次支川[2][3]

地理

伊自良川・概略図
釜ヶ谷山
岐阜県道174号
伊自良湖
岐阜県道174号(鐘鋳場橋)
岐阜県道185号
生原川
岐阜県道79号(富士橋)
しびり川
岐阜県道176号(安食橋)
鈴ヶ坂橋
岐阜県道91号(大学北大橋)
城田寺川
鳥羽川
岐阜県道78号繰舟橋
正木川
岐阜県道91号(古川橋)
新掘川
記念大橋
早田川
板屋川
国道303号(尻毛橋)
岐阜県道53号島大橋
根尾川(古根尾川)
岐阜県道173号(竹橋)
岐阜県道163号(寺田橋)
長良川

幹川延長23.8km流域面積160.2km2の一級河川で[4]木曽三川のひとつである長良川支川(一次支川)である。岐阜県山県市と本巣市の境の釜ヶ谷山(標高696m)を水源とし[5]、同市内をほぼ南南東へ流れる。途中の山県市長滝には人造湖伊自良湖がある。支川のしびり川を合流後に岐阜市に入り、岐阜大学の東を流れ、岐阜市城田寺で城田寺川と、同市正木で鳥羽川・新掘川・正木川・鷺山川と、同市則武西で早田川・則武川と、同市下尻毛付近で板屋川と合流する。

かつては山県市長滝から小倉までの約6kmを伏流し、普段は水がない砂川だが洪水のときには水が流れるという状態で、一旦豪雨となると夥しい土砂を押し流して大きな被害をもたらしていた[6]

岐阜市一日市場(岐阜市立女子短期大学付近)で根尾川(古根尾川)と合流する。古根尾川は1530年享禄3年)の洪水以前の根尾川であり、この上流には席田用水がある。

岐阜市河渡(河渡橋上流)で、長良川と合流する。

主な支流

主な橋

かつての橋

  • 伊自良川橋梁(名古屋鉄道揖斐線) - 旦ノ島駅尻毛駅の間にあったが、2005年4月1日に廃止された。「名鉄古川橋」とも通称され、写真撮影の名所だった。伊自良川は岐阜市下尻毛付近では「尻毛川」の別称もあり、「景勝・尻毛川」の石碑がある。

脚注

  1. ^ 流況表/古川橋(ふるかわばし)”. 水文水質データベース. 国土交通省水管理・国土保全局. 2016年1月10日閲覧。
  2. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川コード表編)” (PDF). 2022年11月14日閲覧。
  3. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川模式図編)” (PDF). 2022年11月14日閲覧。
  4. ^ 伊自良川圏域河川整備計画、1頁
  5. ^ 『河川調書』(8頁)によると、水源の住所は右岸:山県市大字掛字北屋敷193番の1地先、左岸:同市大字平井字左曽10番の12地先とする。
  6. ^ JLogos「伊自良川【いじらがわ】」”. JLogos. 2022年10月17日閲覧。

参考文献

外部リンク




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