伊依の戦友
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/25 19:28 UTC 版)
戦橋 舞弓(たたかはし まいゆみ) 白髪赤目の侍少女。一本気な性格で、頭より身体を使うほうが得意な肉体派。結構繊細なところもあり、義兄や実母のことに触れられると動揺する。意外と家庭的で、料理上手。少々ブラコン気味。陸戦坂家で育てられ、義兄の砲矢のような「天使」になることを目指している。「虚無大公」となにか関わりがあるらしい。身体能力が飛び抜けて高く、怪造生物と普通に戦うことができる。しかしその一方で、普通の怪造はできないという弱点を持つ。扉破りの常習犯で、「教室潰し」として恐れられている。 「朧武朧(おぼろぶろう)」という銘の刀を常に持ち歩いている。この刀は呪文によって槍・弓など様々な武器に形を変えられる虚界呪具(マテリアル)であり、「物造」という珍しい技術が使われている(舞弓は「怪造剣」と呼んでいた)。彼女がこの刀を所有しているのには、実母が唯一の物造成功者・戦橋危香(たたかはし あやうか)であることも関係していると思われる。仇祭 遊に唇を奪われた事がある。制服を袴などの和風に改造して着ているが、血影によってメイド服を着せられたこともある。 実は、生まれる前に虚無断片を埋め込まれて誕生した人間と怪造生物のハーフ。虚界呪具「虐十字」と虚界呪具「朧武朧」を操れる唯一の人物であり、虚無断片を取り込んだ2つの虚界呪具を装備することで、魔王を倒す決戦兵器となる。 仇祭 遊(あだまつり ゆう) 伊依の幼馴染。伊依の義兄・寂憐院孤独(じゃくれんいん ひとり)の息子で、伊依の血の繋がらない甥でもある(母親の連れ子であるため)。寂憐院家で孤独だった幼い頃の伊依に怪造学の楽しさを教えた。「肉体道楽(ヴェクサシオン)」という怪造生物に化け物の右目を埋め込まれて以来、「怪造生物は危険であり人間はアンダカから離れなければならない」という考えを抱き、自身が所属していた亜玉怪造高等学校を崩壊させる。 転校先の古頃で伊依と再会、彼女を怪造学から遠ざけようとするが逆に自分の暴走を止められた。 人をからかうのが好きという困った性格をしている。伊依のことを大事に思っており、あらゆる危機から守ろうと決めている。舞弓とは犬猿の仲。 「肉体道楽」と悲哀大公の戦闘の最中、伊依に告白し付き合うことになった。
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