伊予鉄順拝バス
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伊予鉄順拝バス(いよてつじゅんぱいバス)は、四国八十八ヶ所の巡拝を目的とした、伊予鉄グループ(旧:伊予鉄道)が主催する貸切バスツアーの通称である。当バスツアーに定まった通称はないが、記事名は『伊予鉄順拝バス五十年史』の書名に準拠する。
- ^ 公認先達制度は当初十分に普及せず、伊予鉄道は顧問として先達就任を依頼されたものとされる(栗田英彦(2007)「四国遍路の展開における講集団の関わり」『東北宗教学』3, pp.37-57)
- ^ 『伊予鉄順拝バス五十年史』には「昭和二十六年の道路交通法の改正により貸切自動車の営業を開始」(p.14)とあるが、道路交通法は昭和35年に公布されたものであり、昭和26年当時には存在しない。また、貸切自動車の営業に関する事項は道路交通法ではなく道路運送法(当時は旧法)によって規定されるものであり、当該記述は誤りを含むかと思われる。ここでは昭和26年における貸切自動車に関する動向として、『坊っちゃん列車と伊予鉄道の歩み』90年譜掲載の事項より、「一番町 道後両営業所における一般貸切旅客自動車運送業開始」を引いた。
- ^ 森正人(2002)「近代における空間の編成と四国遍路の変容―両大戦間期を中心に―」『人文地理』54(6), p.8
- ^ 「データベース『えひめの記憶』:四国遍路のあゆみ」による。ただし『伊予鉄順拝バス五十年史』では、15泊16日で旅程が組まれた4か年間に関する記述が見られない。
- ^ 長田ほか(2003)pp.452-461
- ^ 長田ほか(2003)pp.184-192
- ^ 頼富・白木(2001)pp.215-216
- ^ お遍路さん情報誌「へんろ」 伊予鉄グループ
- 1 伊予鉄順拝バスとは
- 2 伊予鉄順拝バスの概要
- 3 順拝バス
- 4 参考文献
- 伊予鉄順拝バスのページへのリンク