他局のクレジット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/16 22:28 UTC 版)
他系列で放送された作品は、テレビ局の権利が失効して著作権が制作会社のものになった作品である。そのため、テレビ局のクレジット表示をテレビ東京が独自に"制作 A(テレビ局)、B(制作会社)"の部分を"制作 B(制作会社)"などといった形の一枚画に差し替えている(一部には差し替えなしで放送局名もそのまま表示する場合もある)。また、東京12チャンネル時代に放送されたものは制作局を"テレビ東京"に差し替えている。尚他局制作作品は新聞等のテレビ欄に再放送を示す「再」の表示がない場合もある。 (例1)必殺シリーズの場合、スタッフ名に併記される"(朝日放送)"の文字をカットするため、スタッフ以降最後まですべて差し替えている。そして、制作の表記は"松竹"(本来の表示は"朝日放送、松竹株式会社")のみが表記された一枚画に差し替えられる。 (例2)大江戸捜査網(初期のもの)の場合、表示を"テレビ東京(元は東京12チャンネル)、日活株式会社"に差し替えている。 (例3)長七郎江戸日記など日本テレビ系列放映の番組の多くはエンディングの制作が"ユニオン映画"のみが表示されるため、制作は本来の表示通り"ユニオン映画"と差し替えなしで表示されるが、スタッフの一部に"日本テレビ"と併記している場合があり、当該のスタッフ紹介表示の際は一枚画に差し替えているが、以降に紹介するスタッフが差し替え対象外の場合は本来の映像を映される。従ってスポット的に一枚画に差し替えられているケースが多い。 (例4)影の軍団シリーズの場合、エンディングは最後の制作表示が本来の"関西テレビ、東映"が一枚画で"東映"に差し替えられただけであるが、オープニングではスタッフ紹介に"関西テレビ"と併記されたスタッフが存在するため、映像が途中で静止状態となり(テーマソングは通常に流れる)、その間に提供クレジットをおこなう。また、一部東映作品の放送時ではキャスト表記の途中(ゲスト表記の前まで)で青バックに「制作・東映」という表記と提供クレジットをおこなう場合もある。
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