他図書館との連携とは? わかりやすく解説

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他図書館との連携

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/08 07:44 UTC 版)

アジア経済研究所図書館」の記事における「他図書館との連携」の解説

本図書館でも貸し出しは、職員研究会参加者のみに限定されている。そのため、一般利用者は直接借り出す事が出来ない。しかし、他の専門図書館大学図書館などとの間で、蔵書相互貸し出しが行われている。そのため、大学生であれば所属大学図書館通して貸し出しを受ける事も可能である。 アジア経済研究所ジェトロ合併したため、本図書館もジェトロのビジネスライブラリーとの連携図られている。合併から独立行政法人化までの一時期は、組織上、本図書館は研究所から切り離されジェトロ一部となっていた。ビジネスライブラリーは、アジ研図書館長の下に置かれた。しかし、これは実態とかけ離れているとされ、独法化した2003年10月以降名実ともアジ研一部復帰したまた、アジ研自体都心離れ図書館利用者激減してしまった。それへの対応として、赤坂ジェトロ本部にあるビジネスライブラリーの一角テレビ電話設けてアジ研図書館サテライト開設している。ただし、図書館性質機能から見て、ジェトロビジネスライブラリーとの実質的な協力は、あまり成果上げていない。 むしろ、アジ研図書館最も近い機能を持つのは、国立国会図書館関西館にあるアジア資料室である。特に貴重書や特殊資料電子化など、膨大なコストがかかる事業においては相互協力不可欠である。アジ研図書館研究所併設しており、研究員海外出張在外研究において資料収集行わせる事もある。そのため、国会図書館比べて海外資料収集能力が高い。一方でアジ研図書館は、ジェトロ統合影響もあり、旧植民地満鉄関係資料などの歴史価値の高い資料活用難しく予算申請難しいとの問題抱えている。そのため、両者の間で役割分担を行う意義は高いと思われる

※この「他図書館との連携」の解説は、「アジア経済研究所図書館」の解説の一部です。
「他図書館との連携」を含む「アジア経済研究所図書館」の記事については、「アジア経済研究所図書館」の概要を参照ください。

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