今井千鶴子とは? わかりやすく解説

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今井千鶴子

今井千鶴子の俳句

向き合ひて虚子に学びし花の日々
美しき氷菓を崩すこと惜しく
 

今井千鶴子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/06 08:42 UTC 版)

今井 千鶴子(いまい ちづこ、1928年6月16日[1] - 2025年7月4日)は、俳人

人物・来歴

波止浜町長の今井五郎と俳人の今井つる女の長女として東京に生まれる[2]。両親からの影響で早くから句作し、東京女子大学国語科を卒業後、星野立子主宰の「玉藻」社に勤務。高濱虚子の口述筆記を行うなどした。1989年、深見けん二らとともに「珊」創刊。2008年、句集 『過ぎゆく』により第8回俳句四季大賞受賞。他の句集に『吾子』『梅丘』『花の日々』など。「ホトトギス」「玉藻」同人。日本伝統俳句協会理事。愛媛俳壇南日本新聞俳壇選者。娘の今井肖子も俳人。

2025年7月4日、肺炎により東京都内で死去。97歳没[2]

著書

  • 『吾子 今井千鶴子集』(現代俳句選書 東京美術, 1981.3
  • 『帰京』(玉藻俳句叢書) 東京美術, 1982.11
  • 『梅丘 今井千鶴子句集』(今日の俳句叢書 角川書店, 1995.6
  • 『過ぎゆく 句集』角川書店, 2007.6

共編著

出典

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.443
  2. ^ a b 今井千鶴子さん死去 元愛媛新聞「女性俳壇」選者 97歳”. 愛媛新聞社 (2025年7月5日). 2025年7月6日閲覧。

参考文献

  • 稲畑汀子 編 『ホトトギスの俳人101』 新書館、2010年

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