今井杏太郎とは? わかりやすく解説

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今井杏太郎

今井杏太郎の俳句

ひまわりの種蒔きにゆく男たち
ほろほろと蜜柑の花の匂ふ村
八月のをはりのころを祭かな
寒ければ微笑んでゐる仏たち
枯れてゐるものに浅間のゆふぐれも
老いてゆく恋人よ葡萄棚の下
老人と老人のゐる寒さかな
老人の遊びに春の眠りあり
馬の仔の風に揺れたりしてをりぬ
 

今井杏太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 02:52 UTC 版)

今井 杏太郎(いまい きょうたろう、1928年3月27日 - 2012年6月27日)は、日本俳人。本名は今井昭正(いまい・あきまさ)。


  1. ^ 訃報:今井杏太郎さん 84歳 毎日新聞 2012年6月29日閲覧
  2. ^ 片山由美子「杏太郎俳句の文体」『俳句研究』2011年春号、122-123頁
  3. ^ 井上弘美「却来の行方」『俳句研究』2011年春号、126-127頁
  4. ^ 大石悦子「龍宮の迎え――『風の吹くころ』から」『俳句研究』2011年春号、118-119頁
  5. ^ 鳴戸奈菜「さびしいよ」『俳句研究』2011年春号、120-121頁
  6. ^ 仁平勝「白鳥よりも春の氷を」『俳句研究』2011年春号、124-125頁


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