今までの拡張計画
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「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」の記事における「今までの拡張計画」の解説
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーはオープン当初来園者が伸び悩んでいたため、2007年から2012年まで、新エリアの建設やアトラクションのリニューアルなどパーク全体で改装工事を行って来た。工事費は約11億ドル。 エントランスとゲートの改修 2012年に「ブエナ・ビスタ・ストリート (Buena Vista Street)」がオープンした。今までの「サンシャインプラザ」に替わり、初めてウォルト・ディズニーが1920年代にカリフォルニアを訪れた際のロサンゼルスの雰囲気を再現したエリアになる。また、当時ロサンゼルスを走っていた赤い路面電車「レッドカー・トロリー」もエリア内を走っている。 シンボルの建設 今までディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーには、ディズニーランドの眠れる森の美女の城のようなシンボルがなかったが、ブエナ・ヴィスタ・ストリートに「キャセイ・サークル・シアター (Carthay Circle Theater)」が設置された。ちなみにキャセイ・サークル・シアターは、アメリカの西海岸で「白雪姫」が初めて上映された劇場である。 パラダイス・ピア パラダイス・ピアでは、アトラクションの新規導入やリニューアルが行われた。また、デッキウォークなどの建設も行った。トイ・ストーリー・マニア! (Toy Story Midway Mania!) 2008年6月にオープンしたアトラクション。映画「トイ・ストーリー」のウッディやバズ達と共に、ライドに乗ってスクリーンの的を狙っていく4Dタイプのアトラクション。 ゲーム・オブ・ザ・ボードウォーク (Games of the Boardwalk) 2009年4月にオープンした。ディズニー映画をテーマにしたゲームセンターのようなアトラクション。 ミッキーのファン・ウィール (Mickey's Fun Wheel) 2009年5月にオープンした。オープン当初からあった「サン・ウィール」をリニューアルした観覧車タイプのアトラクション。観覧車の中心にあった太陽が、ミッキーの顔になった。一部を除き、ゴンドラが固定されてないという特徴がある。 シリー・シンフォニー・スウィング (Silly Symphony Swings) 2010年5月にオープンした。既存の回転ブランコ「オレンジ・スティンガー」を、「ミッキーの大演奏会」をテーマにリニューアルしたもの。 グーフィーのスカイスクール (Goofy's Sky School) 2011年7月にオープンした。既存の小型ローラーコースター「マルホーランド・マッドネス」をリニューアルしたもの。 リトル・マーメイド〜アリエルのアンダー・ザ・シー・アドベンチャー (The Little Mermaid〜Ariel's Undersea Adventure) 2011年2月にオープンした。映画「リトル・マーメイド」をテーマにしたアトラクション。映画の中での出来事を体験する事が出来る。 新エンターテイメント「ワールド・オブ・カラー (World of Color)」 パラダイス・ピアのラグーンで行われている夜のショー。2010年6月11日にスタートした。ウォータースクリーンなどを使い、様々なディズニーキャラクターや、ディズニー映画の1シーンを映し出す。また、このショーのための鑑賞エリアも建設された。 新エリア「カーズランド (Cars Land)」 カーズランドは、この改修工事の目玉で、ピクサー映画「カーズ」をテーマにしている。2012年6月にオープンし、広さは約12エイカー。映画で登場する「ラジエーター・スプリングス」の街並みを再現していて、「ラジエーター・スプリングス・レーサー (Radiator Springs Racers)」「メーターのジャンクヤード・ジャンボリー(Mater's Junkyard Jamborees)」の2つのアトラクションが設置されている。 これらのアトラクションのイメージ図や建設風景などは、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー内にある「ブルースカイ・セラー (Walt Disney Imagineering Blue Sky Cellar)」で見ることができる。
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