二代 田辺 竹雲斎とは? わかりやすく解説

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二代 田辺 竹雲斎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 06:12 UTC 版)

田辺竹雲斎」の記事における「二代 田辺 竹雲斎」の解説

明治43年1910年) - 平成12年2000年)) 本名:利雄。1910年初代雲斎長男として堺市生まれる。5歳のとき、初代雲斎個展会場亀甲編み披露周囲驚かせたというエピソードを持つ。9歳より、文人教養として漢学者土田江南に書を学んだほか、南画素養も持つ。21歳のとき、編み込み中に龍が踊る唐物風の「蟠龍図盆」で帝国美術院展覧会初入選。以降帝展文展日展連年入選果たしている。27歳のとき初代雲斎他界し二代雲斎襲名するこの頃から作風変わり細く薄く削がれた竹籤による透かし編みを得意とするようになった初代の得意とした重厚な唐物」に対し二代雲斎作る籠は繊細細やか日本らしいとして和物」と呼ばれた戦時中河内長野10年ほど疎開していたが、竹工芸続けいきたいという信念から、終戦後まもなく高島屋個展行い、堺に戻った勲四等瑞宝章紺綬褒章受勲し、日展評議員務めている。60歳過ぎてから「竹の特性着いてゆけばええだけなんです」という心境達した語り、竹の癖や性質生かすことを大切にしていた。

※この「二代 田辺 竹雲斎」の解説は、「田辺竹雲斎」の解説の一部です。
「二代 田辺 竹雲斎」を含む「田辺竹雲斎」の記事については、「田辺竹雲斎」の概要を参照ください。

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