四代 田辺 竹雲斎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 06:12 UTC 版)
(昭和48年(1973年)- 本名:健雄。三代竹雲斎の次男として堺市に生まれる。東京芸術大学美術学部彫刻家を卒業。大分竹工芸訓練支援センターで二年間研修をした後、堺に戻り、三代竹雲斎に弟子入りをする。伝統的な花籃や茶道具の他、二代竹雲斎が得意とした透かし編み技術を使用したオリジナル作品を制作している。その作品は大英博物館、ボストン美術館、メトロポリタン美術館など世界の主要な美術館に展示されている。 また、2009年現代彫刻家アニッシュ・カプーアの作品にインスピレーションを得たことで、竹のインスタレーションを制作するようになった。インスタレーションでは、高知県須崎市に生する虎竹を使用。接着剤を一切使わず竹ひごの亀甲編みで巨大な作品を作り、展示を終えると解くというスタイルである。
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