二代 参雨斎宗温【1477年-1557年】
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2代目宗温(1477年-1557年)は、宗信の末子で初め又三郎、後に三郎衛門祐憲、字は弥三郎といい落髪して参雨斎と号した。京都四条に住み、父宗信の土倉業を継ぎながら室町幕府11代将軍足利義澄、12代将軍足利義晴の二代将軍に仕えた。「茶ノ湯二達者、香ヲ聞クハ天下無双ナリ」と言われ、香だけでなく茶器の目利きでもあったことから名物道具を多く蒐集した。村田珠光らと交遊もあり、その門下には武野紹鴎、今小路道三、神田次郎九郎、中川助之進親良、細川幽斎、三好長慶、松永弾正、蒲生氏郷など高名な茶人も多い。
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