中望遠単焦点レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 08:15 UTC 版)
「キヤノンRFマウントレンズの一覧」の記事における「中望遠単焦点レンズ」の解説
機種ごとの仕様一覧表機種名開発発表日発売日最短撮影距離最大撮影倍率フィルター径最大径×長さ質量フルタイムマニュアルフォーカス防塵防滴手ブレ補正(IS)レンズ構成レンズコーティング絞り羽根枚数最小絞りコントロールリングレンズ駆動方式RF85mm F1.2 L USM2019年2月14日 2019年6月20日 0.85m 0.12倍 82mm 103.2×117.3mm 約1,195g 対応 対応 非対応 9群13枚 ASC 円形絞り9枚 16 搭載 リングUSM EOS Rで搭載された瞳AFに対応するレンズを発売するため、ポートレート撮影に適した焦点距離85mmのレンズの開発を急いだ。RFマウントになり大口径・ショートバックフォーカスが実現したことによって、光学設計時のシミュレーションの自由度が上がりボケの描写性の追求が可能になった。 RF85mm F1.2 L USM DS2019年2月14日 2019年12月19日 0.85m 0.12倍 82mm 103.2×117.3mm 約1,195g 対応 対応 非対応 9群13枚 ASC 円形絞り9枚 16 搭載 リングUSM RF85mm F1.2 L USMのバリエーションモデルで、重量やサイズまでもミリ単位でまったく同じで外観には当レンズのDEFOUCUS SMOOTHINGの刻印以外に違いは見られないが、DSコーティングのおかげで異なる表現が可能となっている。名前のDSとは、ぼけを滑らかにするという意味の「Defocus Smoothing」の略。レンズの中心部から周辺に向けて、徐々に透過率を下げながら光を遮る効果を持つ蒸着技術である「DSコーティング」がレンズの2面に施させられている。これと大口径レンズのおかげで、ボケ像が大きく輪郭が柔らかくなり、滑らかで美しいボケ表現が可能となり、人物撮影時などには有用である。ポートレートの表現の幅を広げたいとの狙いからDSレンズが開発されたが、ポートレートで頻用されるとの理由から85mmで開発が行われることとなった。
※この「中望遠単焦点レンズ」の解説は、「キヤノンRFマウントレンズの一覧」の解説の一部です。
「中望遠単焦点レンズ」を含む「キヤノンRFマウントレンズの一覧」の記事については、「キヤノンRFマウントレンズの一覧」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から中望遠単焦点レンズを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 中望遠単焦点レンズのページへのリンク