中川敬(唄、ギター、三線など)ex.ニューエスト・モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 08:10 UTC 版)
「ソウル・フラワー・ユニオン」の記事における「中川敬(唄、ギター、三線など)ex.ニューエスト・モデル」の解説
バンドの大半の作詞、作曲、編曲、プロデュース、デザイン・ワークなどを手がける。かつての愛称は「番長」「ゲーリー」などがあったが、近年ではバンド周辺の子どもたちを中心に「ゲゲ」と呼ばれる。徹底して現場主義にこだわり社会的発言を続けており、反権力・反権威、アナーキズムの視座から、非戦の立場を明確にしているが、左右を問わず既成のイデオロギーや宗教への懐疑や嫌悪感もしばしば表明しており、それらに代わり甲子園観戦を「巡礼」・球団を「宗教」と言い切るほど熱狂的な阪神タイガースファンであると同時に、現在も大阪に住み続けるほど愛郷心が強い。バンドの音楽からも伺えるロックンロール・パンク・ファンク・フォークなどの豊かな蓄積の他、世界のトラッドや民謡、ヨーロッパ映画などにも明るい。過去ソウル・フラワーの活動以外にソウルシャリスト・エスケイプ、ヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーションなどの別プロジェクトがあったが、2011年6月に『街道筋の着地しないブルース』を発表してからは純粋なソロ名義での活動を始め、2015年からはアコースティック・ギターのみの弾き語りライヴを全国津々浦々のライヴ・スポットで旺盛に行っている。また東日本大震災ならびに福島第一原発事故以降、東北の避難所や仮設住宅で慰問ライヴをするかたわら、多くの反原発デモや反レイシズム、アンチファ運動の現場に一市民として参加している。
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