中央および霊能業界関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 02:28 UTC 版)
「ラッキーチャンス!」の記事における「中央および霊能業界関係者」の解説
仮名史郎 前作『いぬかみっ!』より引き続き登場している特命霊的捜査官。天草沙代の上司であり業務上の監督指導者。優秀ではあるが人格的には何かと問題がある沙代に対して彼女に気付かれぬようにフォローをするとともに、その生まれゆえの問題を何とか解決しようと奔走している。 作品初期は名前等は表立っては表記されず、口調や仕草などで仮名であると推察できるような描写をされていた。本格的に名前を出して本編に登場したのは7巻より。 前作に引き続き、本作でも術をかけられた速彦に迫られるなどヘンタイ的な騒動に巻き込まれる。啓太との交流は本作でも続いており、時折、彼と行動していた頃の事や彼自身の事を語る場面もある。 羽切 千夜(はぎり せんや) 天地開闢医局を束ねる羽切の姫であり、未来を予知できる「不可避の神目」の持ち主。また「微睡む左神」と呼ばれるキチの疫病神としての必殺技を打ち破る鈴を持つ。かつては雅人と双子のように仲良かった幼馴染であったが、今では雅人自身「あの鈴の音だけは二度と聞きたくない」というほど疎遠となっている。仲を違える際、雅人の背中に傷を付けた模様。「地獄鳥」という魔人クラスの精霊を従えており、トトに完勝している。 川平啓太(かわひら けいた) 前作『いぬかみっ!』の主人公。10巻に登場。仮名史郎の友人。中央に保護されていた時代の雅人と面識があり、その頃の彼を「気弱で、根暗そうな坊や」と評す一方で仮名より雅人の近況を聞き、彼の成長に心から喜び興味を示した。 表(普段)の顔は獣医であり「ちょっと厄介な動物」を相手に医療活動を行っている。その一方、業界では「最高の霊能者」(マスター・オブ・ハイアスト)の称号と共に北日本を代表する最高の霊能力者として、その名をとどろかせている。ただし相変わらず、きちんとした儀式や式典の場は苦手であり、またそうした事を行う「格式ある家柄」は彼の事を苦手としているため、重要な席は余程のことが無い限りは川平本家の宗家と正統後継者となった従弟の薫に任せているようである。
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