世界選手権マンチェスター大会優勝まで
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「ヤン=オベ・ワルドナー」の記事における「世界選手権マンチェスター大会優勝まで」の解説
ストックホルム出身。6歳の時に地元のクラブに入団し卓球を始めた。幼い頃から頭角を現し、1982年には16歳という若さでヨーロッパ選手権決勝に進出したが、ミカエル・アペルグレンに敗れた。 翌1983年の世界選手権東京大会では初出場にしてミカエル・アペルグレン、エリック・リンドらと共に団体で準優勝。1984年にはドイツのブンデスリーガの「ザールブリュッケン」に移った。1987年の世界選手権ニューデリー大会では初めてシングルスで決勝に進出。2年後の世界選手権ドルトムント大会では、決勝戦で同じスウェーデン人選手のヨルゲン・パーソンとの対決を制しシングルス初優勝を果たした。 さらに翌1990年のワールドカップにおいても馬文革を破り優勝。1991年の世界選手権千葉大会でも準優勝を果たすなど、国際大会で多くの功績を残した。1992年のバルセロナオリンピック男子シングルスではフランスのジャン=フィリップ・ガシアンを破りオリンピック初優勝。バルセロナオリンピックのスウェーデン選手団で唯一の金メダリストとなった。また、オリンピック、世界卓球選手権、ワールドカップの3つの世界大会で優勝する「大満貫」を達成した。 1996年のアトランタオリンピックでは指の怪我もあり上位に入ることはなかった。しかし翌1997年の世界選手権マンチェスター大会では、シングルス戦において1セットも落とさずに2度目の優勝を果たした。
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