世界三大騎士団と守護装騎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/22 16:37 UTC 版)
「セブン=フォートレス」の記事における「世界三大騎士団と守護装騎」の解説
シェローティア地方の「神聖騎士団」、フレイス地方の「灼熱騎士団」、アルセイル地方の「氷魔騎士団」の3つは世界三大騎士団と呼ばれ、人々があこがれるヒーローたちとして知られている。またフォーチューン地方には古代兵器であるスーパーロボット「守護装騎」が10体ほど存在し、世界の危機に対してのみ出動する。 しかし、菊池たけしのリプレイ作品では三大騎士団や守護装騎は基本的に「ヤラレ役」として出てくることが多い。古代兵器や魔王が復活したとき、先陣をきって世界の敵に向かっていった三大騎士団が「うわーだめだー」の叫びと共に敵の強大な力でなぎ払われたり、恐るべき力で魔王軍のザコモンスター数万体を一撃でなぎ払った守護装騎が戦場に突如現われた魔王軍の幹部などに一撃で壊されるという演出が「お約束」としてリプレイで良く挿入されるのである。これは「あの強い騎士団(守護装騎)が一撃でやられるなんて!」という、相手の強さを引き立てるかませ犬としての演出手法だが、このリプレイの定番演出のおかげで「世界三大騎士団&守護装騎=ヤラレ役」のイメージがファンの多くに根付いてしまっている。 しかし世界設定上では、三大騎士団は本当にエリート集団であり、また守護装騎は本当に世界防衛の切り札と言える兵器である。ルールブックのワールドガイドで紹介されるときはヤラレ役としてのイメージは基本的につけられていない。 このように「正義の陣営が用意していたエリート部隊や秘蔵の秘密兵器」などといった物はかませ犬な使われ方をすることが多いが、この演出はあくまで菊池たけしのリプレイ作品で多用されているだけであり、各ユーザーがゲームをプレイするときに三大騎士団や守護装騎(あるいは似た設定を持つ部隊や兵器)を頼れる存在として描写してはいけないわけではない。 なお、『セブン=フォートレス』の正史においては、『セブン=フォートレスRPG』の時代である「十六王紀」末期に、氷魔騎士団は宝珠戦争(「聖神官サライの反乱」とも呼ばれる)で、灼熱騎士団は暗黒破壊神バラーの事件(『リーンの闇砦』)で一度壊滅している。特に氷魔騎士団は『セブン=フォートレス Advanced』以降の時代たる「七紋章紀」に同名の騎士団が組織され、十六王紀時代の旧氷魔騎士団と敵対関係にある(『フォーラの森砦』)。
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