世界三大銘木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 10:16 UTC 版)
明治時代以降ヨーロッパ家具などで使われていた、ヨーロピアン・ウォルナット、チーク、キューバン・マホガニーを「世界三大銘木」と呼ぶようになった。 ヨーロピアン・ウォールナット クルミ科の広葉樹。ヨーロッパのほぼ全域に生育しており、トルコなどでも見られる。また、同種の木が中国や中東にも分布する。 チーク クマツヅラ科の広葉樹。三大銘木の頂点と称されることもある。インド、タイ、ミャンマー産の天然物が良質とされるが、中でもミャンマーのチークは油分が多く重宝されるが、伐採が規制されている。 キューバン・マホガニー(Swiettenia mahagoni) センダン科の広葉樹。1946年にはキューバ政府がマホガニーを輸出禁止とし、現在では南米の全ての種がワシントン条約によって取引が制限されている。
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