三重県初の村立図書館とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 三重県初の村立図書館の意味・解説 

三重県初の村立図書館(1908-1928)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 14:03 UTC 版)

志摩市立図書館」の記事における「三重県初の村立図書館(1908-1928)」の解説

1908年明治41年8月24日義務教育4年から6年延長されたことを記念して志摩郡鵜方村(現・志摩市阿児町鵜方)に村立鵜方図書館設立された。これは村立としては三重県で最も早くできたものであり、三重県全体でも阿山郡教育会附属図書館阿山郡上野町、現・伊賀市上野図書館)、交修図書館(宇治山田市伊勢市立伊勢図書館源流)、神宮文庫宇治山田市現存)、玉滝記念図書館阿山郡玉滝村現存せず)、鞆田村教育会附属図書館阿山郡鞆田村現存せず)に次ぐ6番目に開館した図書館であった。なお明治時代開館した三重県公立図書館村立鵜方図書館四日市市立図書館のみである。 村立鵜方図書館は、鵜方尋常小学校(現・志摩市鵜方小学校)内に設置され設置準備期間を経て1909年明治42年1月1日正式に開館したその後磯部村坂崎(現・志摩市磯部町坂崎)の坂崎尋常小学校尋常科5・6年生を鵜方尋常小学校受け入れることが決まり校地の拡張校舎増築が行われ、1911年明治44年)に増築校舎中に図書館移った開館当時蔵書数は3,328冊で、立派な蔵書印押印された。初代館長森口広吉は図書館活動熱心に取り組み近くの棲寺で未生流生花展や名家色紙展を開催するなど、文化事業活発に行ったこのため模範」として表彰受けている。しかし森口館長退任後は図書館活動停滞してしまう。 続いて1914年大正3年10月31日度会郡神原村山原(現・志摩市磯部町山原)に私立神原第二図書館1924年大正13年7月28日志摩郡的矢村的矢図書館同年12月12日磯部村皇太子殿下御成婚記念磯部村磯部図書館開館している。神原第二図書館成基尋常高等小学校的矢図書館的矢尋常高等小学校磯部図書館磯部尋常高等小学校併設されいずれの図書館蔵書数300冊に満たない小規模図書館であったこのうち神原第二図書館は、和漢書6086冊で開館し1923年大正12年)には302354冊に増加閲覧者数は350であった

※この「三重県初の村立図書館(1908-1928)」の解説は、「志摩市立図書館」の解説の一部です。
「三重県初の村立図書館(1908-1928)」を含む「志摩市立図書館」の記事については、「志摩市立図書館」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「三重県初の村立図書館」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「三重県初の村立図書館」の関連用語

三重県初の村立図書館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



三重県初の村立図書館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの志摩市立図書館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS